泥水エンジニア日記

泥水の数だけ強くなれる

『この一冊で全部わかるネットワークの基本』を読んだ

最近、インフラを触る機会が増えてきたんだけど、実現不可能なはちゃめちゃな構成図を書いてしまったり、ボスとの会話がうまく噛み合わなかったり、みたいなことが結構あった。

で、なんでうまく行かないかって考えると、理由は明らかで、これまでの人生でネットワークの基礎知識を固める作業から逃げ回ってきたから。多分、一般的にはみんな基本情報技術者試験とかを受ける過程でこの辺の知識を身につけていくと思うんだけど、この試験の合格基準は60点なので、出題範囲となる分野を丸々一個捨てていても、ぶっちゃけ合格はできてしまう(実体験)。そんな訳で、とりあえず試験に合格だけしまった自分としては、この辺の領域をなあなあにしてきたことについてのコンプレックスがこれまでずっとあった。

とはいえ、いつまでも逃げ回る訳にも行かないし、そろそろちゃんと立ち向かうか、ということで手に取ったのがこの本。

「今更そんな本手に取るの?!」と先輩からは驚かれたんだけど(実際そうだと思うんですけど……)、これ、ものすごく良い本でした。

左のページに本文、右のページに図、というのが本書の基本構成になるんだけど、この構成が圧倒的にわかりやすい。最初から最後までこの構成が一貫して続いているので、次の展開が想像できて、頭の中がとっちらかることなくグイグイ読めます。

書いてある内容については、

  • ネットワークの基礎知識
  • TCP/IP の基礎知識
  • TCP/IP で通信するための仕組み
  • ネットワーク機器と仮想化
  • ネットワークのサービス
  • ネットワークのセキュリティ
  • ネットワークの構築と運用

こんな感じ。章立てをそのまま引用しただけですが、なんとなくイメージは伝わるかなと。

タイトルの通り、本当に初心者向けの内容なので、基礎をちゃんと勉強済みの人や、ある程度インフラ構築の経験がある人には物足りないと思います。ただ、僕はこの本を読んでようやく TCP/IP とかサブネットの意味がきちんと理解できたので、刺さる人にはきっちり刺さる内容のはず。

これから基本情報技術試験を受けるという人や、ネットワーク知識コンプレックス*1がある人なんかは、買ってみるといいんじゃないでしょうか。

コンプレックス解消作戦として↓の本も買ったんだけど、こちらはまた後ほど読みます。インフラエンジニアじゃないけど。

現場のインフラ屋が教える インフラエンジニアになるための教科書

現場のインフラ屋が教える インフラエンジニアになるための教科書

*1:いま考えた造語